※ フットパスは、【Foot=歩く】【Path=小径】と書き、イギリスが発祥となります。里山や田園地帯が広がる地域の風景を楽しみながら、ゆっくり歩きます。
日本農業遺産「束稲山麓地域」は、一関市舞川地区・平泉町長島地区・奥州市生母地区にまたがっていて、豊かな農業生態系と個性ある文化が育まれ、独特の景観が形成されています。
その一角の一関市舞川地区で、6月14日(土)にフットパスイベントを開催しました。地域の案内は舞川市民センターの職員2名に案内いただき、花等植物の話は古都ひらいずみガイドの会のネイチャーガイドの方にお話をいただきました。
1.舞川地区の南に位置する石蔵山(標高358m)の説明を聞き、入口に石碑がある常川寺を通過してあじさい園に向かいます。
石蔵山は、冬至の日には平泉から日の出の方向にあることから、平泉と縁の深い山とされていて、義経伝説もあります。
2.あじさい園
6月14日はあじさいにはまだ早い時期でしたが、カルミアが咲き誇っていました。
3.あじさい園から菅原神社を経由して金山棚田に向かいます。
4.金山棚田
金山棚田は日本の原風景そのものが広がる約50枚の棚田で、1つ1つが8畳程の小さな田んぼののために機械が使えず、昔ながらの手作業で景観維持と稲作がおこなわれてきたことから、農林水産省「つなぐ棚田遺産」に選ばれています。
5.昼食
舞川五区の有志の方々が地域活性化のために、休耕田でそばを栽培して作った「五区楽そば」と稲荷をいただきました。
6.行山流舞川獅子躍
約300年前に舞川地区に伝わったされる獅子躍を披露いただきました。(クリックすると動画を見ることができます)
7.躍りを終了後に、衣装の説明とさわることが出来ました。