毛越寺 常行堂

自然・歴史 heritage
2025.02.05
毛越寺 常行堂

毛越寺に入り、進路に沿って大泉が池を進み、金堂円隆寺跡・遣水の先に、茅葺屋根の常行堂があります。慶長2(1597)年に野火のため焼失しましたが、享保7(1732)年に仙台藩主伊達吉村公の武運長久を願って再建されました。

常行堂の奥殿には秘仏の摩多羅神(またらじん)が祀られています。

正月14日から20日まで常行堂の摩多羅神祭が行われ、最終日の20日には二十日夜祭が開かれます。厄年の老若男女がたいまつの明かりを先頭に、平泉駅から常行堂まで練り歩き、無病息災・家内安全を祈願します。

(写真提供:平泉町)

最後に堂内では延年の舞が夜半まで奉納されます。

(写真提供:毛越寺)