中尊寺 石造宝塔

自然・歴史 heritage
2025.02.05
中尊寺 石造宝塔

奥州藤原氏時代の物と言われる石仏宝塔が、中尊寺には数基あり、うち2つが国指定・重要文化財になっています。

① 釈尊院五輪等(重要文化財・見学は事前予約が必要)

金色堂奥で、通常通ることが出来ないエリアにあります。

五輪塔は、宇宙(あらゆる世界)を構成する5つの要素の地(ち)・水(すい)・火(か)・風(ふう)・空(くう)を象徴しています。

台座に仁安4(1169)年の銘があり、銘がある五輪塔としては最古のものとされています。(藤原秀衡の時代)

② 願成就院宝塔(重要文化財)

峯薬師堂の一角にあります。水輪(円形)上部にくびれがあり、平泉宝塔とも称されています。

③ 常住院宝塔

水輪(円形)上部にくびれがあり、平泉宝塔とも称されています。