奥州藤原氏時代の物と言われる石仏宝塔が、中尊寺には数基あり、うち2つが国指定・重要文化財になっています。
① 釈尊院五輪等(重要文化財・見学は事前予約が必要)
金色堂奥で、通常通ることが出来ないエリアにあります。
五輪塔は、宇宙(あらゆる世界)を構成する5つの要素の地(ち)・水(すい)・火(か)・風(ふう)・空(くう)を象徴しています。
台座に仁安4(1169)年の銘があり、銘がある五輪塔としては最古のものとされています。(藤原秀衡の時代)
② 願成就院宝塔(重要文化財)
峯薬師堂の一角にあります。水輪(円形)上部にくびれがあり、平泉宝塔とも称されています。
③ 常住院宝塔
水輪(円形)上部にくびれがあり、平泉宝塔とも称されています。