※ フットパスは、【Foot=歩く】【Path=小径】と書き、イギリスが発祥となります。里山や田園地帯が広がる地域の風景を楽しみながら、ゆっくり歩きます。
平泉町長島地区は、日本農業遺産「束稲山麓地域」の一角に位置しています。洪水害のリスクがある肥沃な低平地と水害の心配がない山麓地と農地分散所有が古くから行われてきました。山麓地は水源が乏しいため、数多くのため池(約900)や水路が造られていて、地域共同で水利施設の維持保全がおこなわれています。そのおかげで、多様な生態系が育まれていて、見どころ満載となっています。
10月26日(日)に、西行桜の森にある木工芸館をスタートし、下り基調の約6㎞の距離をゆっくり歩くイベントを行いました。西行桜の森の桜の植樹をおこなっている平泉町役場農林振興課の澤田さんに案内していただきました。
1.桜の植樹状況の説明
数種類の桜を植樹していて、害虫から枝を守るようにカバーがかけられています。桜の満開時期に、中尊寺側から束稲山麓を見ると、たくさんの桜の花が咲いていることが分かります。植樹した桜が育つとさらに美しい景色を見ることができると思います。



2.散策
時折小雨が降る天候でしたが、下り基調のコースをゆっくり歩きました。




・収穫時期を迎えたリンゴ畑の横を通りました。

・遊水地の広がる風景とその奥には高館や関山を望みます。晴れていれば、栗駒山や奥羽山脈がきれいに見ることができます。

3.ガイド風景


